ゴールデンカムイ 聖地巡礼 - 札幌
北大植物園(北方資料館/博物館)
8巻裏表紙、8巻各話
入館料:大人420円
開館日時
4/29~9/30 9:00~16:30 (入園は16:00まで)
10/1~11/3 9:00~16:00 (入園は15:30まで)
休園日:月曜日
駅から歩いて15分くらいの場所にあります。かなり広大な植物園。普通に森。入ってすぐのところに北方資料館があります。北方資料館はアイヌ関連の資料が多く見てみると作中で見覚えのあるものも沢山あります。(※現在コロナの影響で閉館中。ただ、今なら金カム関連のものはどのみちウポポイに貸し出していたかもしれない。)
植物園の中は街中と思えないほどの自然。
気分よくお散歩が出来ました。道はあまりよくないのでスニーカーとかで行くのがオススメ。あと虫除けは必須かも…小虫が多かった…。*1
森を進んで行った先に江渡貝邸のモデルとなった建物があります。8巻の裏表紙は勿論、江渡貝くん関連の話の中で頻出したお家です。
見覚えのある角度
中には剥製が沢山。中の展示を含め江渡貝邸を彷彿とさせます。作中に出てきた動物達の剥製も沢山。
ヒグマ。入ってすぐのところにいます。デカい…!
エゾオオカミ。レタラのイメージよりも小さめで毛も薄め。もっとふわふわのイメージでした。夏毛なのかな?作中のレタラは冬毛っぽいからそれで大きく見えるのかな…
クズリ。こうして見ると小さく見えますが結構大きかったです。目がつぶらで可愛いお顔してますが作中では凶暴な姿でしたね…
カワウソ。カワウソは剥製もありましたがせっかくなので骨頭部チョイス。お肉がないからだと思いますが小さめで、作中より食べやすそうなサイズでした。
その他作中で登場する動物たちが沢山いました。江渡貝くんのお家もこんな感じで剥製が沢山あったのでしょうか。剥製ですが意外とイキイキしてる感じでした。実際こんなに近くで動物を見ることって殆ど無いので貴重でした。
二階は登れません。江渡貝くんのご家族がいるのかも…
時計台
6巻50話、24巻裏表紙、切り裂きジャック編
7/10現在臨時休館中
札幌は10年くらい住んでいましたが写真を撮ったのは生まれて初めてです。ガッカリ観光地として有名な時計台ですが聖地として来るとガッカリしないスポットだと思います。こうして見ると立派だし素敵な建物ですね。普通に暮らしているとスルーしてしまいますが…当時はシンボル的存在だったのでしょうか。
2期EDの『時計台の鐘』でも出てくる鐘の音は今でもバッチリ聞くことができます。音はあんまり大きくないです。
中はちょっとした時計台についての展示と塔時計が展示されています。2階はホールになっていて演奏会とかをやっている事もありました。
日本基督教団札幌教会
25巻248話、255話(表紙)、264話等
本誌で見た時にびっくり。ここはよく通る場所なのですぐわかりました。まさかこんな身近な場所が聖地になるとは…
改めて見ると歴史を感じる建物ですね。青い屋根が特徴的で可愛い。時期によっては薔薇が咲いていて綺麗です。意外と小さめの教会。作中で見た印象より小さく見えると思います。
教会なので誰でも中には入れます。
サッポロファクトリー
後述するサッポロビール園だけかと思っていましたがここも作中登場している風景に酷似しているように見えます。
醸造所見学館もあります。狭いです。
入館料:無料
開館日時:10:00~22:00 定休日:12/31
この風景とか…作中っぽい感じで良かったです。
サッポロビール園・博物館
切り裂きジャック編(25巻、26巻)
入館料:無料
開館日時:11:00~18:00(最終入館日時17:30)
休館日:月曜日
こちらも札幌駅から近いです。ファクトリー経由で来ると二箇所同時に聖地巡りが出来るのでいいかなと思います。ちなみにサッポロビール庭園という場所もありますがそちらは千歳方面にあります。パークゴルフや工場見学が出来ます。
園内?にはレストランと博物館があります。博物館は基本無料で見ることができます。(プレミアムツアーが500円で楽しめます。)*2
博物館内展示されていたジオラマが分かりやすかったです。切り裂きジャック編では色んなキャラが色んな所に点在していたので…作中もこんな雰囲気の場所でこの辺にこのキャラがいたのかな〜なんて思いながら眺めてました。
博物館1階には野田先生の色紙も。アシリパさんと牛山!!さり気なく伏字。
博物館の入口付近。こうしてみると開拓使のシンボル(赤い五稜星)はわかりやすくてかっこいいですね。このシンボルは6年間しか使っていなかったのですがその分開拓時代の建物だとすぐ分かるのが良いです。*3
その他作中で見たっぽい風景。ファクトリーもサッポロビール園も雰囲気が楽しめるスポットですごく良いです!
おまけ(聖地巡礼ではないが明治の建築物たち)
旧永山邸
ファクトリー・サッポロビール園方面に行くならここも是非。ファクトリーのお隣にひっそりとある建物です。
第二代北海道庁官の永山武四郎の私邸。作中に永山は登場しませんが北海道開拓とは切っても切り離せない人物です。道民的には黒田より永山というイメージが強い(多分)。旭川には武四郎から取った永山という地域もあります。
外装内装含めオシャレです。和洋折衷って感じで雰囲気が良いです。
北海道庁赤れんが庁舎
赤れんがは今でも市民の憩いの場です。立派な建物だし凄く綺麗な建物で好きです。時期によって色々な植物が見られます。行った時は見事に蓮の花が咲いていました。(写真だと上手く伝わらない…)
本来は中の見学も出来たのですが現在リニューアル工事中につき閉館中。あと3年ほどかかるみたいです。内装も当時の雰囲気がわかる感じで明治建築っぽさがしっかり残されていてすごく良かったので早く工事が終わって欲しいです。
以前は樺太資料館もありました。
庁舎リニューアルにつき閉館しましたが、資料はまだ道庁側で所持していると思うので多分リニューアル後にもまた何かしらの形で展示されると思います。赤れんが庁舎の樺太資料館は主に南樺太の歴史がよくわかる展示となっていました。特に太平洋戦争前後の南樺太について(引き揚げについて等)が詳しく展示されていたように記憶しています。ゴールデンカムイ聖地としては…ですが、歴史としてはとっても大事な部分であり、あまり知られていない部分なので是非復活した際にはいってみて欲しいです。当時は入館無料でした。
札幌市内移動のすゝめ
市内というより中央区付近ですが、今回紹介した範囲の移動ならシェアバイクがオススメです!
北は北大、西は円山公園、東はビール園付近、南はすすきのまでの範囲で乗り降りが可能。電動自転車なのでスイスイ走れてめちゃくちゃ楽です。