ゴールデンカムイ 聖地巡礼 - 月形・樺戸博物館-
基本情報
開館日:3/20-11/30、休館日:12/1-3/19
開館時間:9:30~17:00
入館料:300円
冬期休館。月形は三月末でもかなり雪深くて厳しい地域です。行くなら雪の積もっていない時期がオススメです。館内は基本撮影NG。
色紙
受付に野田先生の色紙。2016年なのでもう5年も前のものなんですね…!なんとなくあどけない感じのアシリパさんで可愛いです。
展示室
展示室は三つの建物に別れています。ざっくりと月形樺戸集治監について、囚人について、月形周辺の開拓の歴史等の展示があります。かなり見応えがあって、これで300円は安すぎるのでは……と思います。ムービー等も全部見ようと思うと1時間半じゃ足りないです。個人的には歴代典獄についてと、有名な囚人たちについての展示が面白かったです。
ちなみに月形町のHPもかなり資料が充実していて見応えがあります。(月形歴史物語/月形町)めちゃくちゃよくまとまっていて参考になります。博物館ではこれに更に+αされた展示がされています。
一斉開房装置
14巻133話
引用:ゴールデンカムイ14巻133話
一斉開房装置がかなりの見物!作中では網走監獄の装置として登場しましたが、実際は網走監獄ではなく「樺戸監獄で考案された〜」とあるように樺戸監獄にのみありました。実際の展示もあり、ゴールデンカムイに登場しました!というパネル?もありました。かなりロマンのある装置です!笑
作中の人物たち
作中に出た人物で言うと永倉新八もこの月形、樺戸監獄にゆかりのある人物です。永倉は1882年から1886年までの4年間、看守たちの剣術師範を務めました。
また、作中登場した数々の囚人のモデルについての展示が豊富!贋札作りの熊岸長庵(9巻87話-90話)、稲妻強盗(11巻102-107話)、海賊房太郎の元ネタがよく分かります。また、シライシの元ネタの一部かな?と思う囚人も。
樺戸集治監及び上記の囚人が登場する小説として『赤い人』もオススメです。作者である吉村昭さんの小説では『破獄』や『羆嵐』もゴールデンカムイを読んでる人にはオススメです。*1
二瓶鉄造、谷垣が持っている村田銃の展示もありました。
樺戸博物館の前を通る道路に監獄道路の石碑が。多くは囚人道路と呼ばれる道です。館内展示を見てから改めてこの石碑を見るとまた少し印象が変わってきます。
さりげなく(?)上川丸
町役場の周りには北海道の歴史をあらわしたモザイク画が。元々樺戸監獄へ物資を運ぶのが目的だったのもあり上川丸(24巻234-237話)が描かれているものもあります。
食事
r.gnavi.co.jpかなりレパートリー豊富なメニュー。オムライスが人気?みたいです。次は食べてみよう〜。
r.gnavi.co.jpお蕎麦が美味しくて好きです。温泉と併設なので温泉も楽しめます。
r.gnavi.co.jp今回初めて来店しました。激辛ラーメンと中辛ラーメンというメニューに惹かれて…勇気がなくて取り敢えず中辛に挑戦してみました!いい感じの辛さ。なにより味が美味しいです!麺がかなり太麺でちょっと珍しい。正直そこまで辛くなかったです。*2
次回は激辛だ〜🔥
月形は電車が通っていないので(札沼線が廃線になったので…)公共交通機関だとちょっと行くのが難しいですが、主に岩見沢駅や学園都市線の北海道医療大学駅からバスが出ています。本数はちょっと少なめです。月形町の公式サイトがわかりやすいです。公共交通についてのお知らせ(運休、減便、時間変更など)/月形町
車だと札幌から1時間ちょい、旭川からだと1時間半くらいです〜。